様々な新素材が開発される中、私たちはあくまでも"木"にこだわり"木"のみを対象としたモノづくりを追求しています。自然を尊重する時代にあって、木製品に対するニーズは高まり、多様化しています。
自然と深く結びつくこのマテリアルは歴史の中で数多くの匠を生み出し、その感性を揺さぶってきました。文化的で芸術性の高い"作品"と呼ぶに相応しい建築物やモノづくり、職人の個性や技術力を余すことなく表現する自然素材ならではのダイナミックさが人々の心を引き付けるのです。
同じ顔が二つとない木の特性を最大限に活かし、時代が変わっても斬新であり続ける普遍的な価値観、それらを創造する力と実現させる技術力の追求。それは完成を見据えたソフト分野の考え方が、私たちSUENAGAの他とは違ったコンセプトであると考えます。
難しいほどやりがいを感じる当社スタッフ陣。資質の向上こそが後世に残るモノづくりの原動力と考えます。木工技術が消えゆく時代にあって、創業当時から蓄積されたノウハウは貴重な財産です。
コンピュータによる集中管理システムを構築する一方で、当社は熟練技能工との連携による抜群のチームワークで様々なニーズにお応えしてきました。
複雑な要求にも対応できる最新のシステムとそれをカタチにする力が不可能を可能にする。
言い過ぎかもしれませんが、それが私たちSUENAGAの他とは違った技術力なのです。
事業内容
事業内容
木工事とは木材を主材料にその加工、組立て、取り付けを行う工事の総称です。当社ではRC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物の天井、壁、床、その他の内装に木材を使った造作工事を施工します。木製建具や特注家具の製造で養われた加工技術を生かした造作工事は、業界トップレベルの質の高い施工と高い評価をいただいています。
柱や梁などの構造部分を含め木材で建築物を造る工事です。軸組プレカット工場を有し、在来工法だけでなく高度な加工技術を駆使して特殊な木質構造の建築工事まで幅広く対応します。「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定され、新しい木質構造の技法が次々に考えられていくと予想されます。これからも妥協しない当社の加工技術が新しい技法の建築工事を実現させていきます。
学校、病院、庁舎などの建物内に必要な造り付けの木製家具を製 造から施工まで、一貫して請け負います。ロッカー、書庫、カウンター、テーブルなどの特注家具を自社工場で製作し、現場の取り付けまで、責任を持って施工します。高性能のNC木工機による精密なパネル加工と一つ一つ熟練技能工の手によって組み立てるシステムにより、小ロットでも大量に生産できるのが当社の強みです。
建物内の部屋には必ず出入口や窓があり、そこには建具が必要です。ドア、ふすま、障子、サッシなどの木製建具を製造から現場での取り付けおよび切込み施工まで、一貫して請け負います。創業時から受け継がれた伝統技術と高性能のNC木工機械を融合させ、どんな建具も造り上げます。
木製品は自然の素材が相手です。
製材、加工、仕上げに至る一貫生産体制の中に、SUENAGAの半世紀に及ぶ木に関するノウハウが集約されています。
当社は良い製品をより効率的に製造するため、コンピュータによる集中管理システムを構築する一方、最新設備を積極的に導入し、作業のオートメーション化を進めています。
豊かな暮らしを支える建築材料の一つに木材があります。悠久の歴史を育んできた建築資材として、今日も人々の生活に深く関わっています。
近年、地球温暖化や環境面において森林の伐採等もその要因として危惧されていますが、木材は適切な伐採と植林が繰り返し行なわれる事により、成長が盛んな時期と、一定年数を経過して成長が停滞する時期を伐採期として再生産する事により、効率の良い二酸化炭素の固定と、資源としての効率利用につながり、木材は地球外の太陽光エネルギーで再生産が可能となる数少ない地球環境にやさしい材料と言えます。
伐採された樹木は暮らしに役立つ製品へと生まれ変わり、山には新しく植林され、山や土の新陳代謝が繰り返されているのです。